「World Domination」
あ、ROCK IN JAPAN 決まったんだ。
BAND-MAIDのファンになって1ヶ月くらいなんですが、このバンドは自分的にはワールドクラスにカッコいいバンドなので、日本でまだ動員に苦労しているらしいことを知った時はビックリしました。待望の夏フェスでファン獲得となればいいですね。
さて、今年2月に発売された「World Domination」ですが、
これまた自分的には殿堂入りクラスの傑作アルバムです。なんですが、曲順にちょっと不満があります。
- 最初の数曲の並びが前作「Just Bring It」と似た印象を与える
- Killer 曲はなるべく先頭に置いた方が良い
Spotify とか Apple Music とかで膨大な量の音楽が聞けるようになってからは、曲もアルバムも最初の方だけ聞いて判断する人が増えているようです(参考:音楽ストリーミングがもたらした、全米ヒット曲の「7つの変化」:研究結果|WIRED.jp ※曲についてだけですが)。なので、「World Domination」も先頭にキラー曲、新境地を開いた曲を並べた方がよかったんじゃないかと思うんですよね。
私が「World Domination」のキラーと考えるのは、「Daydreaming」「Dice」、次に「Play」「Domination」。プレイリストにすると、例えばこんな感じ。
こうでなくてももちろんいいんですが、このアルバムが世界発売される時にでも、先に書いたポイントを基に再考していただければと思います。
ところで、このアルバムはタイトルに 「World Domination」=「世界征服」と銘打っていたので、実際に世界進出の具体的プランがあるのかと期待した人も多かったみたいです。が、実際には「準備完了、いよいよ行きますよ」という感じの宣告だったようですね。
懸念事項だった、
- 彩姫の喉
- ミクのギター
- 自分たちがやりたいオリジナル楽曲
が揃ったところで(他にも何か区切りの付いたものがあるのかも)、海外受けも非常にいいので夢は大きく「世界征服」。でもその前に日本だよね、ということで全国ツアー。これが成功したら、来年は武道館、そして、海外ツアーというのがありそうなプランでしょうか。
しかし、私はこのバンドは、今すぐにでも世界、特にアメリカに行けると思っているんで、そちらの攻略も進めてもらえるといい気がします。HR/HMをやっている日本のガールズバンドだからできる、アメリカでプロモーションするのに良い手があると思うので。実現の確率はそんなに高くはありませんが、賭けてみるだけの価値がありそうなのが一つ。(お金もそんなにかからないはず)