BAND-MAIDのアメリカ戦略
私は、BAND-MAIDの音楽が一番受けるのはアメリカだろうと思っています。
とは言っても、日本でもまだ知名度がそれほど高くないバンドがアメリカ進出というのも現実味の薄い話ですよね。
そこで何か手はないものかと考えてみたんですが、アメリカには HR/HMのファン層と重なり、BAND-MAID的なギミックがむしろ歓迎される大きなマーケットがあります。つまり、プロレス=WWEですね。
BAND-MAIDのリアクトをかなりやっているこの3人組も HR/HM 以外にプロレスのリアクトをやってたりするんですよね。
WWEのファン層に食い込めれば、この3人組みたいなのが万単位で釣れると思います。
それでは、どうやって WWEに食い込めば良いかといえば、レスラーの入場曲にBAND-MAIDの曲を使ってもらうのが一番です。実は最近の WWEは、日本人レスラーがかなり人気を博しています。一番有名なのは中邑真輔ですが、日本の女子レスラーも人気なのです。
- Kairi Sane (WWE NXT)
で、最近、もう一人の日本人女性レスラーがWWEに参加することが決まりました(正式発表はまだのようですが)。多分 Asuka と絡んだストーリーが作られると思いますが、この人の入場曲に BAND-MAIDの曲を使ってもらうのがベストかなと思います。候補としては DICE, Take Me Higher, Play あたりですかね。
これからメディカルチェックや、得意のムーブとストーリー展開などを決めて、通常なら WWE NXT から下積みで始めるところを、彼女の場合はいきなりAsukaと絡ませると思います。初登場は半年後くらいじゃないでしょうか。
Asukaがかなり「和」に寄ったキャラ作りなので、紫雷イオの場合は違うアプローチになると思います。ファイトスタイルもルックスから想像されるのとは違ってかなり激しい。(「ギャップ萌え」?)
BAND-MAIDの音と結構マッチするのではと思いました。
それではどうやってこの話を実現させれば良いかというと、まずは紫雷イオ本人とコンタクトをとる。曲を気に入ってもらうのが前提ですが、ちょっとここは自信がない。コンタクトは、ミクが直接当たるしかないですが、芸能事務所のプラチナム(デビューの時にいた方)は多分プロレス業界にツテがあると思うのでまあ当たってみてください。
次に WWE 側ですが、本人が希望して、曲がストーリーとキャラに合っていればすんなり行く可能性が高いですが、WWE上層部と接点のあるところから後押ししてもらえればさらに良い。具体的にいうと、以前 WWE NXTのテーマに曲が使われたことがある Babymetal 陣営に頼んでもらう。
要するに、
- BAND-MAIDは、アメリカでのアルバム発売を「BABYMETAL RECORDS」から行う
- 「BABYMETAL RECORDS」は BAND-MAIDのプロモーションの一環として、WWEのスーパースター(候補)紫雷イオの入場曲に、BAND-MAIDの曲を推す
ということです。BABYMETAL RECORDS も Babymetal の 3rdアルバムまではまだ時間がありそうだし、Babymetal と BAND-MAIDの海外のファンは結構かぶるので Win-Winな関係が築けそうな気がします。
BAND-MAIDがアメリカでプロモーションする場合、最も効果が大きく、それでいてBAND-MAID側の費用がほぼかからないと思われる方法として考えてみました。可能性は低いがゼロではないと思うのですが、さてどうでしょうか?