Live in NYC (Gramercy Theater, 2019-09-26)

セットリスト:BAND‐MAID Concert Setlist at The Gramercy Theatre, New York on September 26, 2019 | setlist.fm

会場:Gramercy Theater (New York City, New York,  US)

キャパ:499人

 

というわけで、激動ツアー・アメリカ公演ですが、どうやら onset の代わりに新インスト曲が演奏されたようです。

Miku凄いじゃん (^^;  ギターの上達度に合わせてサラっと曲を作れる Kanami も凄いが。

 

セットリストがよくわからないんで(いつもの setlist.fm は更新されているんですが、だいぶ違っているっぽい更新されたので並び替えてみました)、その日のうちにたくさん fancam をあげてくれた david herrera - YouTube さんの投稿順に並べておきます(ほぼ正解だったようです)。ヨーロッパツアーからは、CLANG、Spirit!!、TIME、onsetが外れて、Thrill、新インストが入ったようです。

  1. Opening 〜 REAL EXISTENCE

    youtu.be

    youtu.be

  2. Screaming

    youtu.be

    youtu.be

  3. glory

    youtu.be

    youtu.be

    glory 〜 hide-and-seek 〜 Dominationyoutu.be

  4. hide-and-seek

    youtu.be

  5. Domination

    youtu.be

  6. Don't you tell ME

    youtu.be

  7. DICE

    youtu.be

    youtu.be

  8. Choose me (新イントロ)

    youtu.be

  9. CROSS

    youtu.be

  10. Bubble

    youtu.be

  11. 新インスト(Don't be long)
  12. Rock In Me

    youtu.be

  13. CLANG

  14. Play

    youtu.be

  15. you.

    youtu.be

  16. endless Story

    youtu.be

  17. Daydreaming

    youtu.be

    youtu.be

    youtu.be

  18. Wonderland(途中でセリフっぽいのがバックトラックで流れてますね)

    youtu.be

  19. Take me higher!!

    youtu.be

  20. Thrill

    youtu.be

    youtu.be

  21. FREEDOM

    youtu.be

    youtu.be

    youtu.be

  22. Moratorium

    (Carry on living〜Ending)
    youtu.be

  23. Carry on living 〜 Ending

    youtu.be

instagram には他にもいくつか動画(1分ほどの短いもの)が上がっています。

#bandmaid hashtag on Instagram • Photos and Videos

 

Saiki が英語で積極的に話している感じなのが新鮮。ニューヨークは好きみたいですね。

今回はハードスケジュールなんで、体調には気をつけて。

https://pbs.twimg.com/media/EFccOoYUwAEHtoN?format=jpg

Podcast をやってる人が、この日のライブの感想を映像付きで公開している動画がありました。まあ、絶賛ですね。

youtu.be

SUMMER SONIC 2019 LIVE from Tokyo Site / SAT 8.17 (Live Streaming)

Live Streaming を Tom Walker からチラ見しだして、BAND-MAIDから本格視聴したんですが、印象としては、

  • Red Hot Chili Peppers、Bring Me The Horizon、Tash Sultana、Tom Walker:別格
  • BABYMETAL、The Interrupters:楽しいライブ
  • Circa Waves、Catfish and the Bottlemen:さすがステージのトリ

という感じで、BAND-MAID は...まあ硬かったですかね。

3曲目のFREEDOMでやっといろいろ暖まったかな、というところで配信終了だったので、なんというか消化不良感が。。。

今日の配信だけで言えば、残念ながら別格アーティストとは大きな差があったと思います。前日のRISING SUN が流れるというアクシデントがあったのも微妙に影響したかもしれません。

youtu.be

 

しかし、SUMMER SONIC の海外アーティスト選考は素晴らしいですね。みんなライブ上手で、盛り上げ上手です。あと、ライブ収録は SONIC STAGE が良い仕事していて、Tash Sultanaのライブなんかは実にうまく撮れていたと思います(カメラは6〜7台?)。今回のストリーミング映像は全体に素晴らしく、無料で視聴できてありがたかったです。

出来のいいやつ(Tash Sultanaとか)は Glastonbury みたいに、ビデオをYouTubeに残しておいてもらえると嬉しいのですが。

 

endless Story

新曲の MV が公開されました。

youtu.be

最初の e は小文字なんですね (^^;

激動ツアーで演奏されていたので、お給仕(=ライブ)に参加した方にはお馴染みの曲ですが、これまでとはまた違った路線の曲なので、バンド側もファンの反応が気になっていたと思います。

YouTubeのコメント欄、twitterreddit を見た限りは好評のようなので、一安心というところでしょうか。

BAND-MAID / endless Story from r/BandMaid

以前、個人的な感想として、「アリーナ感」をもうちょっと出して欲しい、とアバウトなことを書きましたが、MVを見てわかりました。私が欲しいと思った「アリーナ感」は「壮大さ」のことですね。このMVでは見事に出ていると思います。

不満として、

  • 楽器隊の顔があんまり映ってない
  • 英語詞が付いていない

というのがありますが、英語詞については拙訳ですが、私訳してみました。

英訳は既に reddit にも別の方のが上がっています。

 

endless Story 

Endless story
Long and fragile days are
changing, and seemed to be cleary laughing

 

Hindering the growth and missing the whole point
Recurring greed leads to destruction
Surging love causes spinning vertigo

 

I know that it'll be selfish
But it's all right
You know where you're going
So I go along with you
Whatever tomorrow is, whatever the future is
The reason we're fighting proves we all are living

 

Endless story
The scenery has passed dizzying
Street lights are flickering
It seems like our memories
Our hearts are chipped away
But I won't forget, it's gonna OK
Being alone is not being lonely
The light will come down
I believe, well

 

I know that it'll be selfish
But it's all right
You know where you're going
So I go along with you
Love or love affair, any ideals
I will love you, I will love you
It's the reason we're living

 

One day, passing by
Another day, coming across
Day yeah yeah, day by day
One more day and day, crying and laughing
Swinging by waving emotions
Wondering where we are heading
Day yeah yeah, losing our way
Day by day, asking ourselves
Not someone else
I want you to listen to
my voice that exists only now

 

Everybody goes

 

I know it'll be selfish
But it's all right
You know where you're going
So I go along with you
Whatever tomorrow is, whatever the future is
The reason we're fighting proves we all are living

 

I want you stay with me
You can’t relive the moment
I'll never change
The life is beautiful

 

* 歌詞の原著作権者は BAND-MAID (または小鳩ミク) 。翻訳の著作権は放棄するので、翻訳の改変・利用はオリジナルの著作権を守った上で、ご自由に

 

英訳付けるのが大変なら、事前に公募するのも手だと思いますよ。

BAND-MAID WORLD DOMINATION TOUR 2019【激動】EXTRAお給仕〜 東京・マイナビBLITZ赤坂 (2019-08-02)

 急遽追加された「EXTRAお給仕」ということで、当初は行く予定ではなかったんですが、当日券が出ていたので行ってきました。赤坂BLITZは 2017年1月以来とのことです(この時のライブはシングルCD「Choose me」の初回限定版特典DVDに収められています)。

 

セットリスト

  1. REAL EXISTENCE
  2. Screaming
  3. glory
  4. hide-and-seek
  5. DOMINATION
  6. Don’t you tell ME
    ・小鳩MC
  7. Rock in me
  8. secret My lips
  9. FREEDOM
  10. CLANG
  11. Spirit!!
  12. 新インスト Don’t be wrong (or long)(と聞こえたが違うかも。最初は Lonely Runと聞こえた)
    ・小鳩、彩姫MC+おまじないタイム
  13. Wonderland
  14. DICE
  15. YOLO
  16. Choose me
  17. Bubble
  18. Carry on living
    ・小鳩MC
  19. TIME
  20. alone
  21. endless Story
    ・彩姫長めMC
  22. Daydreaming
  23. 輪廻(新曲)
  24. Kanami solo 〜モラトリアム
  25. Play
  26. you.

少なくともラスト3曲の盛り上がりは、過去最高(この表現も使いすぎると安っぽくなるんで使わないつもりだったのだが (^^; )。

ツアーファイナルの人見記念講堂との違いは

  • REAL EXISTENCE 追加(前の赤坂BLITZでもオープニングだったみたい)
  • Take me higher!! → secret My lips(この曲のMVは前の赤坂BLITZのもの)
  • onset → 新インスト
  • Smile → alone(前の赤坂BLITZではラス前。この時のMCで彩姫が「このライブに今年をかけてます」と言っているが、本当に勝負の年・勝負のライブだったのだろう)

今年の初めに聴いた時はもう一つと感じた alone(とBubble)も、今回素晴らしい出来でした。

新インストも素晴らしい楽曲だったので(ここまでの新曲で一番好きかも)、Playを当初のインスト曲から通常曲にしたように、歌詞付きの曲への変更も検討して欲しいと思います。

 

ライブに参加した人や Twitterやってる人は、今日のKanamiの荒ぶり/暴れっぷり/覚醒具合を見聞きしていると思いますが、私はDaydreamingの前の彩姫MCがこれを引き出した部分があったんじゃないかと思います。2年半前の赤坂BLITZの頃のことは知らないんですが、そんな私でも少し涙腺に来るものがありました。

Kanamiは最後はピックを捨てて指で弾いてたというのをTwitterで見て、本気で指に怪我をしなかったか心配になったので、はっちゃけるのは良いとして、怪我の可能性のあることは控える方向でお願いしたいです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/O/OTMGK/20190803/20190803150401.jpg

 

あと、個人的にはDICEが良かった(お立ち台4人のシーンがあったし)。

DICEは私にとってBAND-MAIDにハマるきっかけとなった曲であり、自分の中では屈指の名曲なんだけど、これまでのライブでは意外と「軽く」流されてしまう、という印象を持っていました。私個人がこの曲に持っている思い入れと、メンバーがこの曲に持っている思い入れが合ってない(私の持っている思い入れの方が大きい)感じだったんですが、今日はそういう不満は感じなかった。今のBAND-MAIDにとって、ライブでやる曲がどれも等しく重いものなのか、どんな曲でも決して「軽く」ならない演奏レベルにあるかのどちらかだと思います。

私がDICEに対して持っている感情を、最近やらなくなった曲(Thrill、the non-fiction daysなど)に対して持っている人もいると思うので、この辺の曲もたまにはやって欲しいですね。

BAND-MAID WORLD DOMINATION TOUR 2019【激動】〜 東京・人見記念講堂 (2019-07-30)

「激動」ツアーファイナル。

個人的にはこれまでのベスト。って毎回言ってる気がしますが(笑)、今の BAND-MAID は、大会のたびに自己記録を更新する、絶好調なアスリートみたいな勢いがありますね。

 

セットリスト

  1. Screaming
  2. glory(間奏で小鳩ソロからKanamiソロ)
  3. hide-and-seek
  4. Domination
  5. Don’t you tell ME → Saiki out
    ・小鳩MC
  6. Rock in me → Saiki in
  7. Take me higher!!
  8. FREEDOM(Misa、小鳩+Saiki、Kanamiのお立ち台スタート。途中でAkaneドラムソロ)
  9. CLANG(Misa+Kanami タッピングのイントロ)
  10. Spirit!! → Saiki out
  11. onset(小鳩とKanamiがお立ち台スタートだったが、なぜかMisaはお立ち台に載らず、同じようなシーンが途中でもう一回あった) → Saiki in
    ・小鳩&Saiki MC+おまじないタイム
  12. Wonderland
  13. DICE(Akane+Misa(お立ち台)のイントロちょっと長め)
  14. YOLO(新イントロ)
  15. Choose me
  16. Bubble(Saikiが途中でお立ち台に座ってグラビアみたいなポーズとってましたね)
  17. Carry on living
    ・小鳩+Saiki MC → Saiki out
  18. TIME(小鳩アコギ。Kanamiが途中で右手お立ち台に座って、小鳩を見ながらニコニコしてギターを弾いてました)→Saiki in
  19. Smile(小鳩アコギ)
  20. endless Story
  21. Daydreaming
  22. 新曲
  23. Kamami solo 〜 モラトリアム
  24. Play(大阪・ヨーロッパと違って、小鳩始まりのイントロ。大阪と逆だったので意表を突かれた)
  25. you.

ライブ前に

というツィートがあったんですが、小鳩もMisaもワイヤレスになっていて、メンバーはあちらこちらに自由に移動。絡まったコードをほぐすためにスタッフが出てくるというシーンもほとんどなく(Rock in me で小鳩のマイクコードが直されてましたが)、お立ち台を使った演出もスムーズでした。人見記念講堂は舞台の向かって左手に少し観客席側に出ている部分があったので、そこも使ったりしてましたね。

 

演出は、照明+レーザー+バックのディスプレイでしたが、前半はレーザー控えめ(hide-and-seekくらい)で照明主体。onset以降からレーザー、照明、ディスプレイをうまく絡めて畳み掛けて来たな、という感じでした。まだ音源化されていない新曲3曲(Wonderland、Endless Story、輪廻?)ではディスプレイに歌詞も表示されていました。

 

今回のハイライトは、なんといってもKanamiソロ。これは映像で残しておきたかったですね。

 
 
 
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ジミヘン (^^;

 

新曲は Screamingに一番近い感じでしょうか。セットリスト一発目がScreamingだったことを考えても、次のアルバム(今年12月発売も決定)についてのメッセージ(「もちろん、こっちもやりますよ」的な)と考えて良いかも。

 

これまでのベストとは言っても、もちろんパーフェクトではなく、むしろ細かいアラというか、不満みたいなものも逆にある。具体的には楽器隊で一部息が合わなかった箇所があったと思うが、これはイヤモニ新調とかワイヤレス導入とか新しい試みの弊害だったかもしれない。しかし、そんなものはどうでもいいと思えるぐらいのパワーと勢いが今日はあった。こじんまりまとまったものを提供されるより、こっちの方がよほど気持ちが良い(あくまで「今は」ですけどね)。

 

あと、一つ言えるのは、今日のBAND-MAIDは完全にチームだったと思う。変な遠慮や溝は感じられない(ミスはあったとしても)。その象徴はフロント全員がお立ち台に立ったシーン、特に小鳩とSaikiが同じお立ち台に並んだシーンだったと思う(少なくとも2回あったかな)。

 

全国ツアー、そして、新アルバムのリリース日程の告知もありました。

好事魔多し、という言葉もあるので、あとは休むところはしっかり休んで欲しいと思います(特に心配なのはSaikiの喉とMisaの肝臓と小鳩のリバウンドですが)。

 

Endless Sotry は一部音源化されたものが聴けますが、なんかライブ版がすでに上回っているという。

もうちょっと音源の方でもアリーナ感みたいなもの(抽象的で申し訳ないが)が出せるとベターかもしれません。

 

最近YouTubeからお薦めいただいた曲たち

 FERN PLANET「ソルジャーガールズ」2019/03/15 に公開

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現時点ではGtとBaの2人組で、サポートドラマーを迎えて活動中。BAND-MAIDを聴いている人ならかなり高い確率でお薦めされていると思う。曲作りはほぼGt&VoのSERINA(1998年生まれなのでまだ21才ですね)が担当しているらしい。「ソルジャーガールズ」は前身バンドRick Rack(SERINAが高校生の頃に結成)の代表曲のリメイクだが、SERINAが子供の頃、三味線を演奏していたと聞いてなんとなく納得した。FERN PLANETになってからの曲は、洗練と力強さを加えつつつも、どこか日本的な哀愁のようなものが変わらず感じられる。

 

Hump Back「拝啓、少年よ」2018/05/26 に公開

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 大阪出身の3ピース・ガールズバンド。2016年インディーズ、2018年メジャーデビューだが、今年9月に東名阪Zeppツアーが決まっており、今非常に勢いのあるバンドと言えそう(今年のRising Sun Fesでは BAND-MAIDの直後にやります)。音楽的にはTHE BLUE HEARTS まで遡れそうな、日本の王道ポップ・パンクという感じだが、全作詞作曲を手がけるGt&Vo林萌々子の「表現したい」という気持ちの熱量は相当高そうだ。このグループはSpotifyなどでの配信を現時点で行っていないのに、急激な人気の上昇が見られることから考えると、ライブにその真骨頂があるのかもしれない。

 

東京ゲゲゲイ「Yes or No」2018/06/23 に公開

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ダンスを中心としたパフォーマンスグループによるダンスチューン。他のビデオも見てみたが、「Yes or No」のようなノリのいい曲ばかりというわけではなく、やはりダンスパフォーマンスが主であり、音楽はあくまでそのバックトラックという位置付けのようだ。 もうちょっとこの手の曲をやってくれると嬉しいんだが。この曲についてはビデオを撮った(監督&撮影)人もかなり才能ある人だと思った。

 

ニガミ17才「ただし、BGM」2018/02/16 に公開

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元「嘘つきバービー」のBa&Vo岩下優介(ニガミ17才ではGt&Vo)が中心となって結成されたグループ(サムネの女の子はキーボード)。ボーカルはラップ調で、90年代のヒップホップ(スチャダラパーとか)や80〜90年代の Nile Rodgersプロデュース作品を思い出す。嘘つきバービー共々、今回初めて聴いたのだが、音楽性は随分変わったものの、根本にある「軽快さ」のようなものが共通しており、この軽快さを音楽の中に保ち続けたいという意思のようなものを感じた。

 

眩暈SIREN「偽物の宴」2017/01/20 に公開

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最近の日本の音楽には「ボカロ以降」の感性というものが間違いなく存在すると思うのだが、この手の感性とバンドサウンドがストレートに結びついた音楽って意外と見当たんないな(積極的に探していなかったというのもありますが)と思っていたら、絶好のサンプルと言えそうなグループが見つかった。しかし、最近の曲までさかのぼって聴いてみて感じたのは、ある種の予定調和性であり、他のボカロ系アーティストと同じような「手堅さ」であった。独特な世界を構築しているのは間違い無いが、そこにワクワク感があまり感じられなかったのである。知らない人にこのグループの音楽を説明するなら、こうした感想はすっぱり抜いて「ピコピコのないFear, and Loathing in Las Vegas」と言った方が通じそうだ。

 

そこに鳴る「掌で踊る」2018/03/16 に公開

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凛として時雨」のコピーバンドからスタートしたと言えば、多くの人が納得しそうだが、「凛として時雨」や Tricot がいくら変則的なことをやってきたとしても、そこにはなにがしかの「納得感(こんな感じで定石を外してきたんだね、みたいな)」があるのだが、このグループにはそれがない。「定石」ありきの「変則」ではなく、「定石」と「実験」が全く等価に存在しているように見えるのだが、普通そんなことをしたら確実に破綻してしまうので、これはよほどの天才が曲を書いたのか、膨大なセッションの積み重ねから奇跡的に破綻しなかったものを選んできたのか、どちらかと思われる(たぶん後者)。曲を聴いて少しでも興味を持たれた方は、これ以降のオリジナル作品の特にインストパートは必聴。さらに、動画サイトに上がっている「そこに鳴る軽音部 - YouTube」(J-Rockカバー集)と「みんなで弾こうシリーズ - YouTube」(オリジナル作品のパートごとの本人による解説)は必見。彼らの「この楽器でできることは全てやり尽くしたる!」とでもいうような情熱はすごいものがある。できるだけ長く音楽と楽器を続けて欲しい。