アーティスト応援券
現在アメリカ在住で、アメリカで音楽活動しているベーシストの方が上げている動画が面白かったです。
タイトルが「CDへの価値観を変えてほしい!」ですが、私の言葉でかなり端折って要約すると
- アーティスト(動画主)もCDを買うことはほとんどない
- 買う以前にCDを再生することもほとんどない(CD再生環境がないし、そもそもCD再生環境自体が減っている→最近のカーステもCDプレーヤーはほとんど搭載されていない)
- もちろん音楽自体は聞いていて、媒体はSpotify, AppleMusicなどの月額制のものかYouTubeへと移っている
- CDを音楽再生手段としている人自体が減っており、CDの売り上げも減っている
- しかし、業界ではCDの売り上げが次回作を作成するかどうかの指標としていまだに大きな意味を持っているので、アーティストとしてはCDが売れないと困ったことになる
- なので、アーティスト本人もCDを買うことはほとんどないのに、自分のCDを買って欲しいという、矛盾した主張をせざるをえない状況にある
- 音楽を月額制メインで聞いている人には二重買いをさせるようで心苦しいが、CDを「音楽を聴くためのメディア」としてではなく、「アーティストへの応援の1票」というふうに意識を変えて買って欲しい(CDの価値観を変えて欲しい)
- いろいろ「もどかしい」ですよね
CDが売れない時代にアーティストがどうやって稼ぐかというのはわりと見かける話で、
- 配信
- ライブ
- 物販
あたりがこれから柱になると思われますが、この動画の意見はCDを音楽再生メディアではなく、物販の一種(購買者のためのものというより、レコード会社やCDストアへのアピール用)と捉え直して欲しいという話になりますかね。(何票も買ってという話になると秋元商法に近い話になってしまうんですが)
で、これについて少し考えたこと(私が面白いと思ったこと)を書いていたんですが、長くなってしまったので、別記事に改めて書きたいと思います。
動画主の SHIZUKA LOVELACE さんは、元Chelsyという日本のガールズバンド所属で、BAND-MAIDの楽器隊とも交流があるみたいですね。
あかねさーん!ありがとうございました!! https://t.co/7ljGirLSTE
— SHIZUKA LOVELACE🌹 (@shizupy55) 2015年8月1日
ツイートは2015 AGOフェスのものですが、この時のBAND-MAIDのライブも最近上がっていました。
サムネイルの画像はどこから持ってきたんでしょうね(ビデオにはこのアングルの映像はありません)。
Chelsy関連の動画も少々。
事務所が小鳩にバンドを持ちかけた時はこんなバンドをイメージしてたんじゃないかな、と思いました。
メンバーの演奏動画もあります。
Bass:Shizuka
Drummer:AMI
Guitar:美緒